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JET


東京武道館 2007年2月9日
by U. Furukuni






Shine On




ああ、何年ぶりの日本武道館ライブだろうか…。あれは確か…、レニー・クラヴィッツ?いやいや、エリック・クラプトン?そんな昔のことは、すっかり忘れておるわ…。


九段下駅で降りると、そこはもうロック殿堂の地!お堀を歩いていると、フツフツとロック魂が始動し始めた。


席はスタンド席で、中に入ると会場全体が見渡せ、なかなかの光景であった。BGMはニール・ヤングというのも、何かこう「御大!」と叫びたくなった。会場内のざわめきがピークに達し、待ちに待ったジェットの登場!ボーカルのニックが巨大な日本国旗を振りかざし、オーディエンスにアピール。ハイ・ボルテージで、オープニング・ソング 『Come On Come On』 からいきなりロックしてくれた。いや、ロックじゃないか、ロックンロール!だわ。ニックも「俺たちはオーストラリアから来たロックンロール・バンドだ!」としきりにMCしていたし(笑)。ステージングにしろ、彼らの雰囲気にしろ、ビリビリ痺れてしまうヴァイブレーションを音楽から感じ取れた。正直、年齢的にも「こういった音楽についていけるか?」と心配したが、いやはや、まだまだ追いかけられるぜぃ!(笑)


『Get What You Need』 『Holiday』 では、ドラマーのクリスがボーカル担当。このドラマー、なかなか面白い行動あり。いきなりTシャツを脱ぎ捨てたかと思うと、次に見る時はTシャツばっちり着用。「あれ?いつ着たの?」と謎を残した茶目っ気たっぷりエンターテイナー!しかし、パワー爆発のドラミングには、遠目ながらも熱さを感じた。ニックはピート・タウンゼントさながら、腕をブンブンと風車大回転、もうそれだけでガッツポーズ!ロックンロールのリズムがズンズンとみぞおちに響き、オーディエンスは何度エクスタシーに達したことだろう。


壮大で印象的な 『Get Me Outta Here』 をパフォーマンスし終えると、手を挙げ、ステージを去るジェット。直後には、怒涛の歓声と拍手の嵐。しか〜し!誰もがアンコールを期待していたのは、まだあの曲を聴いていないから。そう、iPodのCMソングになった、あの曲です!


アンコールのステージが幕を開けると、ニックが赤いタンバリンを叩き、ベースの太いリフが弾かれ、そこにギターチューンが重なった瞬間、世界中で有名になった 『Are You Gonna Be My Girl』 をプレイ。武道館が揺れ、オーディエンスが一瞬にして一体となった。実は…、前情報でダイノジ共演のニュースがあったのだが、曲が進行してもダイノジ現れず。「あれ?怖気づいたか?」と思っていると、曲がピタッ!と止まり、再びニックが赤いタンバリンを叩き、あの超有名なチューンが流れると、はい、ダイノジ登場!しかしコンビで登場したもんで、「どっちがキングだ?」と首を傾げたが、リズムの合わせ方から推測すると…、左側だ!と判断。やはり本家本元は一味違う!勿論、ダイノジがいなくても、この曲での盛り上がりはハンパでは無かった。というか、彼らをスターダムにのし上げた 『Are You Gonna Be My Girl』 で、こういった演出をしたレコード会社、本当に大丈夫なのか?とちょっぴり疑問に思った次第(笑)。ジェット本人はどう思ったのだろう?彼らの代表曲であるし、ハイライトの一部なわけで…。というのは、ニックが「ダイノジ!」と叫ぶと、「さぁ、次に行こうぜ!」と、あっさり 『All You Have To Do』 をプレイしたから。まぁ、私の勝手な勘ぐりだけど(笑)。


その後続く 『Shine On』 (ニックが shine on everyone と歌い上げるのだが、ちょっぴりジョン・レノンにダブって見えた)、ラスト・ソングとなった 『Rollover DJ』 での感動的な締めくくりに温かい気持ちになった。オーディエンスの大歓声に包まれた武道館は、サウンドの余韻が生き物のように残り、ライブの迫力と充実感を物語っていた。


最後に、ジェットのライブを見て、黒の皮ジャンに細身ジーンズ、やはりロックンロール体型(この体型ってのが重要)ってあるんだなぁ〜、と一人頷きながら、武道館を後にした。
セットリスト
February 9th, 2007



1. Come On Come On
2. Get What You Need
3. Put Your Money Where Your Mouth Is
4. Holiday
5. Skin And Bones
6. Take It Or Leave It
7. Move On
8. Kings Horses
9. Look What You've Done
10.Bring It On Back
11.Cold Hard Bitch
12.That's All Lies
13.Rip It Up
14.Stand Up
15.Get Me Outta Here

16.Are You gonna Be My Girl
17.All You Have To do
18.Shine On
19.Rollover D.J.








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